むし歯になりやすい人の口内環境とは?
こんにちは!鶴見駅徒歩3分にある「塚越歯科医院」です。
本日の歯科豆知識は「むし歯になりやすい人の口内環境」についてお話しします。
今回は、患者さまからよくいただくご質問のひとつ、
「むし歯になりやすい人の口内環境ってどんな状態ですか?」というテーマについて、分かりやすくご紹介していきます。
「毎日歯みがきしてるのに、どうして自分だけむし歯ができるの?」
そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ最後までお読みください。
むし歯ができるメカニズム
まず、むし歯は次のような流れで発生します。
1.口内に存在する**むし歯菌(ミュータンス菌など)**が糖分をエサにして酸をつくる
2.その酸が歯の表面(エナメル質)を溶かす
3.歯の中へと進行し、痛みや腫れの原因に
このサイクルを断ち切るには、口内環境の改善と生活習慣の見直しが不可欠です。
むし歯になりやすい口内環境の5つの特徴
① 唾液の量が少ない・質が悪い
唾液には自浄作用(お口の中を洗い流す働き)や、酸を中和する力があります。
ストレスや加齢、薬の副作用などで唾液が減ると、口内がむし歯菌にとって好環境に…。
② 間食や甘い飲み物が多い
口の中が酸性になる時間が長いと、歯が溶けやすくなります。
特に、ダラダラ食べや砂糖入り飲料の常飲は要注意!
③ 磨き残しが多い
歯並びの影響や、自己流の磨き方ではどうしても磨き残しが出てしまいます。
プラーク(歯垢)**がたまると、むし歯菌の活動が活発になります。
④ むし歯菌が多い
むし歯菌の多さは、**幼少期の感染(親や家族から)**や、長年の生活習慣が影響します。
定期的な検診とクリーニングで菌数をコントロールすることが大切です。
⑤ 定期的に歯科を受診していない
口内環境は自分では見えにくいため、プロのチェックが予防の第一歩になります。
むし歯ができる前に気づいてもらうことが、将来の歯の健康を守ります。
【鶴見でむし歯予防なら】塚越歯科医院がサポートします!
当院では、患者さま一人ひとりのむし歯リスクを可視化する検査や、
唾液の状態をチェックする**唾液検査(サリバテスト)**なども導入しています。
また、以下のようなお悩みがある方には特にご相談をおすすめします。
●むし歯になりやすいと感じている
●歯みがきしているのにむし歯になる
●口の中が乾きやすい・ネバネバする
●歯医者には痛くなってからしか行っていない
まとめ|むし歯になりやすいのは「体質」だけじゃない!
むし歯は、「体質」だけで決まるものではありません。
口内環境や生活習慣の見直しで、リスクをぐっと下げることが可能です。
「自分のむし歯リスクを知りたい」
「定期的にチェックしてほしい」
という方は、ぜひ一度、鶴見駅近くの塚越歯科医院へご相談ください。