冷たいものがしみる「知覚過敏」…その原因と対処法とは?
こんにちは!鶴見駅徒歩3分にある「塚越歯科医院」です。
本日は、【知覚過敏】についてご紹介します。
特に今の季節、アイスや冷たい飲み物を口にする機会が増えると、歯がキーンとしみるという方も多いのではないでしょうか?
「虫歯じゃないのに歯が痛い…」そんな時は、知覚過敏(しみる症状)が原因かもしれません。
知覚過敏ってどんな症状?
知覚過敏とは、冷たいもの・熱いもの・甘いものなどに触れたとき、歯が一時的にしみるような痛みを感じる状態を指します。
以下のようなタイミングで「しみた…!」と感じたら要注意です:
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アイスや冷水を飲んだとき
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歯みがき時に風が当たったとき
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甘いお菓子を食べたとき
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歯の根元を指で触れたとき
知覚過敏の主な原因
知覚過敏は、歯の表面のエナメル質が薄くなったり、歯ぐきが下がって象牙質が露出したりすることで起こります。
その原因には以下のようなものがあります:
1. 強すぎるブラッシング
ゴシゴシと力を入れて磨くと、歯の表面が削れたり、歯ぐきが後退してしまうことがあります。
2. 歯ぎしり・食いしばり
無意識のうちに歯に強い力が加わり、エナメル質に微細なヒビが入ることがあります。
3. 加齢や歯周病による歯ぐきの後退
歯の根元が露出しやすくなり、冷たい刺激に敏感になります。
4. ホワイトニングやクリーニングの直後
一時的に知覚過敏を感じる方がいますが、数日で治まるケースが多いです。
知覚過敏の対策と治療法
症状の程度や原因に応じて、以下のような対策・治療を行います。
● 正しい歯みがき指導
力加減や歯ブラシの種類を見直すことで、歯や歯ぐきを守ることができます。
● 知覚過敏専用の歯みがき粉の使用
しみるのを軽減する成分が含まれた市販の歯みがき粉を使うのも効果的です。
● フッ素塗布
歯の表面を強くし、刺激から守ります。
● コーティング治療(歯科用樹脂など)
象牙質をコートして外部刺激を遮断します。
● 歯ぎしり対策(マウスピースの装着)
寝ている間の歯へのダメージを軽減します。
「しみる=虫歯」とは限りません!
「歯がしみる=虫歯かも」と思われがちですが、実は知覚過敏が原因ということもよくあります。
逆に、知覚過敏だと思っていたら虫歯が進行していた…というケースもありますので、早めの受診が大切です。
鶴見で「歯がしみる」と感じたら塚越歯科医院へ
当院では、知覚過敏の原因をしっかり特定し、それぞれに合った治療やセルフケアのご提案を行っています。
「冷たいものがしみるようになった」「最近、歯が敏感になった気がする」そんな方はお気軽にご相談ください😊