歯と歯のすき間、ちゃんと磨け…

歯と歯のすき間、ちゃんと磨けてる?フロスの正しい使い方と毎日の習慣にするコツ

「毎日歯を磨いているのに、虫歯や歯周病になるのはなぜ?」
実は、歯ブラシだけでは「歯と歯の間の汚れ(プラーク)」は60%程度しか落とせないと言われています。
そこで登場するのが「デンタルフロス」。
今回は、歯磨きとフロスの正しい順番と使い方、続けるコツをわかりやすくご紹介します。

1. なぜフロスが必要なの?

  • 歯ブラシでは届かない「歯と歯のすき間」の汚れを除去できる

  • プラーク(歯垢)は24時間で固まり、歯石になる

  • 虫歯・歯周病・口臭の予防に効果的

フロスは“予防の基本”です!

2. フロスを使うタイミングと順番は?

おすすめは「歯磨きの前にフロス」です。

なぜ先に使うの?

→ フロスで汚れを浮かせてから歯ブラシで磨くことで、除去効果が高まるためです。

ただし「順番より継続」が大切なので、やりやすいタイミングでOK!

3. フロスの基本的な使い方【初心者でも簡単】

<準備>

  • 約40cmほどフロスを切る

  • 両手の中指に巻きつけ、親指と人差し指で操作する

<使い方ステップ>

  1. 歯と歯の間にゆっくりスライドさせながら入れる

  2. 歯の側面に沿わせて上下に2〜3回こする

  3. 同じ穴から抜くのではなく、片方ずつすべらせて抜く

  4. 歯と歯の間ごとに清潔な部分を使う

4. よくある間違いと注意点

  • 力を入れすぎて歯ぐきを傷つける

  • 食べかすだけを取って終わりにしてしまう

  • 出血があるからといってやめてしまう(最初は炎症のサイン)

続けることで歯ぐきが引き締まり、出血はおさまっていきます。

5. 毎日のケアに取り入れるコツ

  • 最初は1日1回、夜の歯磨き前だけでもOK

  • 鏡を見ながらゆっくりやってみる

  • 最初は少し時間がかかっても、慣れれば3〜5分程度

6. まとめ

歯磨きだけでは落としきれない汚れを、フロスがしっかりカバーしてくれます。
虫歯・歯周病の予防は、毎日のケアの積み重ねが何より大切。
ぜひ今日から、フロスを使ったワンランク上のケアを始めてみてください!

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院長 塚越 好